小さいことはいいことだ

最近週に一回はカメラ屋さんに通いつめてる。欲しいものいっぱい夢いっぱい。

 

 レザーストラップで一番に出てきた。M3に今はカメラ屋さんがご厚意でくれたライカの純正ストラップを使っている。たすき掛けにはいいのだけれど手に巻いて使うには使いにくい。だったらレザーのストラップ使ってしまえとは思うのだけれど種類が多くてなんとも。ストラップ漁りの日々は続く。

 

 

 最新のX-T1も好きだけどあれ買ったらマウント増やすことになる。それならMマウントレンズを買いあさってX-Pro1でマウントアダプター介して遊びたい。

光学ファインダーついてるし、デザインも割りと好き。あと小さい。

それに操作性がいい!(あと内田ユキオさんも使ってるし・・・)

でも新型のX-Pro2が今年出るっぽい?でたらこっちが値下がりしないかなぁ。

う〜む。

 

 

SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro FoveonX3 有効画素数2,900万画素 930257

SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro FoveonX3 有効画素数2,900万画素 930257

 

 ヨドバシカメラで使うたびにこっちに迫ってくる。画質とか割りとどうでもいいと思っている僕に欲しい!!!と思わせる解像度。これでRAW撮りモノクロ現像とか絶対楽しい。でもまだ必要ではない。必要でないものを欲しがってたらもうそれは病気。

というかdp2買ったら絶対兄弟呼んじゃうから。4兄弟揃うから。

でその次はテレコンと集めだすのね。

 

 

SONY ミラーレス一眼 α7 ボディ ILCE-7/B

SONY ミラーレス一眼 α7 ボディ ILCE-7/B

 

 最近ずっと気になっているのがこの子。ミラーレスフルサイズ。僕にとってカメラに求める一番の要素は小さいこと。実際M3買ってから一眼レフ持ち歩かなくなった。

でも正直デジカメは必要だとは感じてる。あとM3は僕の中で実質50ミリ以上専用機だから広角のレンズは使いにくい。かといってM2買うかと問われればそのお金でα7とマウントアダプター買いたい。

α7ⅱもあるけれどあれはちょっと大きいかな。

で、α7見てたらやっぱりオートフォーカスのレンズも欲しくなった(ボディ買ってもいないのに)

 

 軽量!ツァイス!35mm!最強!実売7万前後が高いと感じなくなったら沼の中。

というかレンズを見ていると自分が惹かれるのってどうも小さいレンズなんだよなぁ。

でもパンケーキレンズは操作性良くないから好きくない。

 

 

COSINA VoightLander NOKTON classic 35mm F1.4 MC (マルチコーティング)

COSINA VoightLander NOKTON classic 35mm F1.4 MC (マルチコーティング)

 

 

COSINA VoightLander ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II

COSINA VoightLander ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II

 

 ああ、コシナVMマウントレンズとか小さい中に技術が詰まってて

しかも安い!(病気)よく映るっぽいし!

もうα7買ってMマウントレンズ買い漁るしかないよね!お金?

よし!K-30を下取りに出そう!

小さいものっていいなぁ。今使ってるM3にLマウント沈胴エルマーのコンビとか

すごく小さいからね。あっ、バルナックライカはいりません(今は)

 

 

 

 

 

 

撮った時の視点がわかる写真

最近単焦点レンズばかりを使っています。そして単焦点レンズで撮った写真を見ているとその写真を撮っていた時の自分の視点と考えていたことが見えてくる時があります。例えばこの写真。

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あー近かったんだなぁと。エルマーの50ミリしか使っていないので絶対この木から1メートルは離れてないと撮れないのに。とか考えていなかったんだなと分かります。たしかエルマーで撮った3枚目の写真だこれ。最低距離とか知らなかった。

ズームレンズだったら近くても遠くものを目の前で見たり広めに見たりすることができます。だけどもそれが自分で見るとなんか味気ない。

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これとかどこから撮ったんだろ。近くか遠くか。広角端っぽいから案外近くか?う〜む。

 

50ミリとかあれですよ。まさに自分の視界がほぼそのまま写真になるから面白い。35なら自分の目の前の世界が写真のなるのだろうなぁ。でもM3は35ミリのフレームないからなぁ。M2欲しいなぁ。

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むむっ!?

 

 

 

初めてフイルムを現像をしてみた

今日は朝から天気もよかったので36枚撮りフイルムを使いきって、フイルムを現像に出そう!

そう思っていました。しか〜し!24枚を超えた頃から巻き上げがうまくいかない・・・。そこで僕は36枚撮りだと思っていたフイルムが実は24枚撮りのフイルムで、前日にすでに撮り終えていたことにやっと気づきましたとさ。

先日ライカにフードと露出計を装着し、ますます撮影へのモチベーションが増えています。てなわけで本日は初現像に行ってきました。と言っても近所のカメラ屋さんに依頼しただけですが。

昼過ぎに現像お願いしますとフイルムを渡すと

「仕上がりは夕方頃になります」と言われ、しかしドキドキして家に帰る気も起きないのでカメラ片手にしばらく散歩しようと決意。

カメラ屋さんで特売だったコダックのフイルムも以前は店員さんに手伝ってもらいましたが今回はなんとか一人で装填出来ました。

 

 フイルムを買うと一機増えた気がしました。

 

そして夕方になってドキドキしながらネガとスキャンしたCDをもらい、ちょっと見てみるとなんか写っている写真が少ない&写真がブレブレ!?

家に向かいながらも内心は「自分の腕が悪いから」とか「やっぱりライカは自分には向いていないのではないか」とか考えてしまいます。

家に戻りライカを拭き、防湿ケースに収め、正直いやいやパソコンにCDを読み込み写真のデータを読み込みました。そして驚きました。

銀塩写真はなんて優しいんだと。

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この空の色に感動しました。本物の空よりも空らしい色。まさにスカイブルー!

さらにスクロールを続け一枚の写真を見た時僕はライカを買って本当によかったと思いました。

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光の加減、ピントの具合、何かが特段すぐれているわけではないのだけれど自分が心の底から納得できる写真を初めて撮れたと感じました。デジタル一眼レフのオートモードで何枚も写真を撮らされましたがこんなに自分が気に入った写真は今までにありません。

それは露出からピントまで全て自分で考えて撮った写真だったからに違いないと思いました。

そこで自分が求めていた「いい写真」とは「自分が納得できる写真」だと感じました。

これからもフイルムをばしばし使っていこう!そう決意した一日でした。

 

日記形式になってしまい、読み手の皆さんにはつまらないものとなってしまったと思いますが今日はこれで勘弁願います!

僕がデジカメを使う時

 

今日晴れたらフイルムを現像に行くはずだったのに・・・。見事に雪でした。

グチはそこら辺にしときまして。

最近フィルムカメラを使い始めた僕です。まだ一ヶ月も経ってませんがそれでもなんとなくフイルムカメラで撮れる写真の特徴を感じはじめました。

と同時に今までデジカメを使ってきた僕はフイルムとデジタルの使い分けをしなくてはならないと思いました。放っておくと特に一眼レフのK-30が放置気味。GRはエルマーの50ミリとのコンビがちょうどいい感じでむしろ前より持ち歩いてるのに。ペンタックスはフルサイズもでるしいい感じですね!実機を早く見てみたいです。

 

なので今回はそんな自分のためにデジカメとフィルムカメラの使い分けをまとめておこうと思います。もちろん自分の使い分けであるので他の人の参考には一切ならないし、時間が経ったら僕自身も考えが変わると思います。

ですが考えが変わった時にこの文章を見るとどんなことを思うのか、それが楽しみでもあります。

というわけで今回はデジカメ編です。

 

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まずデジカメといったらフイルムの残量とかを気にせず記録容量の許す限り撮りまくれるということが利点です。なので記録写真を残すのに優れています。上の写真は友人と温泉旅行に行った時のものです。探してみたら類似する写真がぼろぼろ出てきてあーこんなことあったな〜とすぐに思い出せました。僕はフイルムだと場面につき写真は一枚にしようと思っています。と言いつつフイルムカメラで以前撮ったのを見たら友人の寝顔でいっぱいのネガがでてきました。現像に出すの恥ずかしかった思い出。

 

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これは春先にGRのマクロモードで撮ったものです。デジカメを持った人ってなぜか最初の写真として寄って、背景をボカして花を撮る人が多いですよね。僕もそうでした。

花の写真が沢山。

でもこの写真もある意味デジカメ独自だと思うんです。だってこの写真撮るのに何枚も失敗しましたよ?あっ、それは僕の腕がダメダメなせいですね。でも実際、デジカメは何度失敗してもすぐにその失敗を見てもう少し寄ろうとか明るくしてみようとか判断できるのがいいですよね。僕は花を寄って撮るときはデジカメです。

 

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上記の花同様この花火の写真を撮るときはもう気持ち悪いくらいの数の失敗をしました。

フイルムだと相当な額がかかると思われるので気軽にはできません。というかISO感度を自在に変えられるデジカメでしかやろうとも思いません。だれかフイルムカメラで綺麗に撮った花火の写真ないですか?こんど試そうかな。

 

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この写真は友人がいつの間にか僕のデジカメで撮っていたものです。デジカメは人に貸してもオートモードにしておけば綺麗に撮れるし、何よりすぐにへ〜こんなん撮れたんだ〜って盛り上がれます。なんならWi−Fi機能があるデジカメならスマホとかに送っちゃえます。

あと観光地とかで他の人からちょっとシャッター押してくださいって言われてフルマニュアルのフイルムカメラ渡されたらたぶんビビリます。

フイルムカメラは撮れる枚数に限りがあるし、他の人に渡すと真っ暗の写真とか量産されることが多いような気がします。何よりどんな写真撮れているのか見せるのが手間。

気に入った写真があってもあとで焼き増しして送るよ〜ってなる。

焼き増しって久々に言ったな。今の子供は絶対知らない気がする。

 

てなわけで今回はデジカメで撮ろうと思う写真を簡単にまとめてみました。

要約すると

・場面毎をおさめて後で見る記録写真

・何枚も試行錯誤が必要な写真

 ・人に貸して撮ってもらう写真

です。

あとは何枚も連写して撮る時も心強い味方ですよね。

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2

 

AFも爆速。鳥の飛ぶ瞬間とか簡単に(?)撮れる。強い。

それと失敗できない写真を撮る時。僕にはそんな機会ありませんがやっぱりデジカメは連写できて失敗してもすぐ確認できて仕事とかには最適なものだと思います。

 

次回はフイルムカメラ編を書きたいので早く現像行きたいなぁ。そしていずれはモノクロフイルムに挑戦だ!

未来は明るいぜ!

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シャイニーーーーング!!!!!!

 

太陽さん、今日もありがとう

今日は久々にフリーな一日になった(した)のでリフレッシュついでにM3とGR D4を持って朝から散歩に行ってきました。散歩と言ってもほとんどの時間図書館で新聞と本を読みふけっていましたが。

 

銀塩カメラ至上主義!

銀塩カメラ至上主義!

 

 いい本揃ってまっせ

 

でも丸一日カメラを持ってでかけての散歩はM3を買って以来初でした。なので今日はそこで感じたことを書いていきたいと思います。

 

M3をほぼメインに使用し、まだ露出計が買えていないのでないよりはマシ程度にスマホのアプリを使用しました。日中はかなり晴れていてエルマーは絞りに絞って使いました。なので自然と被写体もシャープに写ると映えるものを探しながら撮っていました。

途中で自分が推定した露出量が露出家と一致した時はニヤつきました。その様は完璧に不審者。

 

 

 

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とか言ってるとすぐ失敗。明るさを読み間違えました。

 

M3はシャッタースピードが1000分の1までしか無いので日中はなかなか絞り開放が使えないのは歯がゆかったです。しかしこれが夕方になり、段々示されるF値が小さくなるに連れて日中とは異なる写真が撮れていると感じ面白いと感じました。暗くなるに連れて今度はボケたら面白いものを探したり。行きと帰りで同じ道を歩いているのに違う写真を撮れる。

いやもちろん「何を当たり前のことを言っている」というお声があるとは思います。でもデジカメしか使ってことがなくて、昼間は爆速のシャッター速度を使用し、夜にはISO感度をあげまくるという撮影しかしたことがなかった僕には新鮮でした。昼間と夕方で撮れる写真が違うことがこんなに楽しいとは思いませんでした。特に夕方の恐ろしいまでの速度で光量が減っていく感じ。ああ、今日はもう帰ろうと思わされました。

 

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朝はあんなに明るかったのに。悔し紛れに明るい屋内で光量を見たらそれでも外に比べての暗さに驚き。太陽がどれだけ偉大かを感じました。

いつも「逆光でうざい!」とか言ってすみません!

 

だんだんM3とついでにGRも身体に馴染んできていい感じの今日このごろ。やっぱり毎日持ち歩くことって大事ですね。

 

明日も晴れるといいな。

 

 

画角を靴で語る

最近スーツを着る機会が多いです。スーツ自体は身が引き締まる思いがするので嫌いではないです。しかしスーツを着るときはどうしても先が尖ったようなスーツに合った靴を履かなくてはなりません。僕がそういう靴を履くと足が無理をしているのかよく靴擦れを起こします。そして足が痛くなると普段履いている靴を思い出します。

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近所のリサイクルショップで980円で買った靴。冬は暖かく、春や秋は底の厚さによりバイク用ブーツとしても使え、そこそこかっこいいため履ける時はこればっかり履いています。まさに履き慣れた靴。

一日をスーツで過ごし、家でこの靴を履くとほっとします。別に室内で履くわけでは無いですが。

 

カメラの話にします。無理矢理ですが。

  写真家の内田ユキオさんは50ミリレンズが彼にとっての履き慣れた運動靴のようなものだと言っています。その考えはズームレンズばかり使っていた僕にはわかりませんでした。でも今ならなんとなく分かる気がします。

僕にとっての焦点距離は28ミリ=なんでも写る。でも寄らなきゃいけなくて気を使う。靴でいうところの履くのに躊躇いを感じるローファー。

 

 いいのだけれども、僕にはちと窮屈。画角が広いことを窮屈とはこれ如何に。

 

 

35ミリ=視界がそのまま写真になる感じ。なんでも写るがそれ故に何を伝えたいかわからなくなるので取り回しにちょっと気を遣う。靴で言えばとりあえずどこでも行けるけれど汚れに気を遣う高級なスニーカー、僕にとってのエアジョーダン。

 

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35ミリはいいですね。なんでも撮れるこれを持って散歩をすればホッとする。でも満足する写真を撮ることが難しい。使いこなしたいなぁ。

 

 

50ミリ=少なくとも自分の思い描くスナップができる。でも他の人からすれば面白みにかけることがある。靴的には例の靴。たぶん他の人からすればなんでいつもあの靴なの?って感じ。

 

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エルマーはほんとに優しいですね。本気で惚れたレンズです。80歳くらいのおばあちゃんだけれど。思わず拭きたくなりますが拭き傷怖いので丁寧に接してます。

 

90ミリ=ポートレートに最適。写す場所を選びますが素晴らしい画角だと思います。靴で言えばスパイク。高校時代陸上部でした。

 

というわけで焦点距離を靴で例えるという暴挙を起こしました。レンズには申し訳ないです。

でもカメラをあまり知らないorズームレンズしか使ったことがない人はあまり画角のことを考えたことがないのでは?と思ったので拙い説明ですが文章におこしてみました。

少なくとも僕は考えたことがなかったです。

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ズームレンズ。18~135mm。ミリではなくあえてmm。無敵。でかい。

でも考えてみたら僕はこのズームレンズでいつも無意識的にフルサイズ換算50mmばかり使っていて、50mmが好きだと知りました。みなさんもズームレンズでよく使う画角があればその焦点距離単焦点レンズを買ってみると幸せになれるかもです。

さあ単焦点レンズを買ってレンズの沼に入るのだ。ズミクロンが欲しい。35ミリが欲しい。コンデジも欲しい。

 

FUJIFILM デジタルカメラ X100S 1630万画素 F FX-X100S

FUJIFILM デジタルカメラ X100S 1630万画素 F FX-X100S

 

いやいや35ミリでしょ?僕は50ミリが好きなので間に合ってますよ!

 

 ぎゃー!テレコンがあった!!!!

 

 

 

寒い中に

とりあえず気温的に寒いです。

つらいですね〜。北海道は最近最高気温が氷点下の日が多いです。というか今日は雨ですよ。雪の路面にそして雨。最悪ですよ。お外にでれません。散歩ができないのはつらいです。

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寒すぎて実家で亀も水に入ろうとしません。というかカメラ忘れたからスマホで代用したけど画質ちょっとなぁ。実家に帰る際はどのカメラを持って帰るか考えます。今回は荷物が多かったのでスマホのみ。ちょっとした旅行用にRX100欲しい。本心を言えばLX100が欲しい。我慢我慢・・・。

 

 そんなわけで久々に実家に帰ってきました。

実家の僕の部屋は姪の遊び場となってしまっているのでずっと居間にいます。とはいえ家族とずっと会話しているわけでもなく。なんとなしにパソコンで去年撮った写真を見ていたら家族でそれを囲んで見ることに。

それに触発されたのか翌日父が押し入れからアルバムを発掘してきました。

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父の青春が刻まれたアルバム。いい味だしてます。パソコンのアルバムは気になった写真をクリックしないと拡大できないけれど、こういうアルバムは全部大きいサイズ。よくわからない写真でもなんでも。

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目に止まった写真。ここがどこなのか父に聞いて始まるコミュニケーション。アナログな感じがいい感じです。父曰く北の果てだそう。何しに行ったのだろうか。

外の気温は寒いけれど部屋は温かいし、お風呂もあるし。何より写真が家族の会話の機会を作ってくれて嬉しかったです。今度は自分が作ったアルバムを持って帰ってこようと思いました。

 

最近読んだ本

ここ数日は全国的に冷えますね。雪もどっさり降るしで用があっても外出は控えたくなります。なので暇な時間は読書に費やしています。読書家とまではいかないですが本屋を巡るのは好きです。

今日はその中から最近読んだいくつかの本をあげていきたいと思います。

 

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

最近読んだというよりかは読みなおした感じです。というよりいつも読んでいるのかもしれないです。沢木耕太郎さんの放浪記、深夜特急です。いろんな国をさすらうように旅して周り、時には長期間滞在しながら社会の枷から外れていくと物語と言ったら言いすぎでしょうか。このシリーズは各巻に個性があって面白いです。個人的には一巻のマカオでの話が大好きです。あと二巻巻末の高倉健さんとの対談はそこだけでも読んでいただきたいです。

 

キャパの十字架

キャパの十字架

 

 同じく沢木耕太郎さんの本。これは写真家ロバート・キャパの世紀の名作「崩れ落ちる兵士」の謎を追った本です。NHKの特番でも放送されたのでそっちのほうで知っている人もいるかと思います。本では沢木さんのキャパへの情熱と写真の謎を追うことへの熱意がひしひしと伝わってきます。

 

 

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

 

 2014年は近年稀に見るシャーロック・ホームズブームの年だったと感じます。NHK三谷幸喜さん脚本の人形劇や海外ドラマ版シャーロック・ホームズ、そして現在BSで再放送されているイギリス制作のシャーロック・ホームズのドラマ等。高校時代からずっとこの本を読んでいますがこんなにシャーロック・ホームズという言葉を聞くのは初めての経験です。ドラマから知った人も是非この本から原作のシャーロック・ホームズを始めてみませんか?

 

 

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)

 

 たまたま古本屋で表紙が気に入って買いました。写真好き、特にブレッソンを知る人には通じる表紙だと思います。

大泉洋さん主演で映画化したシリーズの1巻目で、僕自身北海道出身なので方言や札幌の情景にはニヤリとさせられます。逆にそこが苦手で読み進めるのが億劫という場合もあると思いますが。

内容としてはあえてジャンル分けするならハードボイルドミステリーとでもいうんでしょうかね。正直このジャンル分けには自信がないです。はまれば面白いです。

 

 

JTB時刻表 2015年 02 月号 [雑誌]

JTB時刻表 2015年 02 月号 [雑誌]

 

 これは本なのか?雑誌、本ですね。いやまあ旅に行きたかったんです。青春18きっぷでどこまでも。ライカ一式で旅の予算飛びましたが。でも時刻表って読んでて楽しいです。空想でも乗り換えを考え卓上旅行ができます。乗換案内のアプリが便利な今だからこそ紙の分厚い時刻表はどうでしょうか?持ち歩くのには適さないです。でもたぶんかばんに入れといたら痴漢対策にはなると思います。電話帳が薄くなったから時刻表!みたいな。さらにお買い上げの方にはもれなく本棚を圧迫してくれるというおまけ付きです。

 

高校時代まではライトノベルばっかり読んでいた僕ですが今は色々と他の本も読んでいます。紀行、ミステリー、歴史小説など。そして近所の馴染みの本屋さんに行くと僕が必ず買うカメラやバイクの雑誌がいくつか並んでいます。買わないと翌号がでてもまだ先月号が棚にある。そりゃあ買っちゃいますよね。馴染すぎるというのも良し悪し。そこを含めて好きなんですけれどね!

憧れるもの

写真が撮れていないです。いや、撮ってはいるけれど忙しくてフイルムを現像にだせていないです。

なので今日は僕の憧れる写真家さんを語らせていただきます。

まずは鉄板、赤城耕一さん。

 

銀塩カメラ辞典

銀塩カメラ辞典

 

 この本は大学の図書館にあって繰り返し読んでます。時々僕以外の人も読んでいるようなのでその人とお友達になりたいです。女の子ならお付き合いしたいです。ウソですそんな度胸ありません。

赤城さんは軽妙な文体でとても親しみを感じ、レンズやカメラに関する知識はまさに専門家。分かりやすい解説もそうですが悪いものはここが悪いとはっきり言う所が好きです。赤城さんが連載しているカメラ雑誌は必ずチェックしています。

作風というよりは知識や情熱に憧れを感じる写真家さんです。

 

次に内田ユキオさん。

 

ライカの写真術―写真はライカが教えてくれた!

ライカの写真術―写真はライカが教えてくれた!

 

 

M型ライカの買い方・使い方

M型ライカの買い方・使い方

 

 

これらの本を読むことで存在を知った方です。スナップ撮影を得意としていて、使うカメラや作風が他の方々とは異なる写真家さんです。古くはライカ、現在は富士フイルムのX100シリーズやシグマのQuattroシリーズを使っているそうです。特に分かりやすいトークやプレゼンが素晴らしいです。気になった方はFacebookで検索すると人となりがわかると思います。 スナップ撮影をしてみたいと思う人は是非雑誌の連載記事や本を読むとすごくためになると思います。僕が一番会ってみたい写真家さんです。

 

次に

 

LEICA,My Life (ライカ、マイライフ)

LEICA,My Life (ライカ、マイライフ)

 

 僕がライカを買うきっかけとなった本です。たまたま本屋さんでタイトルが気になって読んでみたら引き込まれました。現代においてフイルムカメラやライカを使う理由を語り、そして本を彩る写真と写真に対する丁寧な解説が魅力的な本です。あと僕が心から尊敬するノンフィクション作家の沢木耕太郎さんとの対談は夢の共演といった感じでした。

田中長徳さんのことはこの本で知って、以来毎日更新されるブログを読むのが日課となりました。この人の毎日を写真と共に生きる人生が素敵だと思います。

 

最後に

 

アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)

アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)

 

もはや語る必要のない世紀の写真家ブレッソン先生。決定的瞬間という言葉を定義付けた偉人です。この人の写真は計算された構図と偶然の瞬間が重なった素晴らしいものものです。 スナップ写真というのは撮った本人からすればがぐに意味合いが分かりますが他の人からすると何を伝えたいのか分からないから面白くない、ということが多々あります。

しかしブレッソン先生の写真は視覚的にも面白いものが多いです。そして考えれば考えるほど様々な情報が浮かび上がってくる、そういうところが好きです。

 

以上が僕の憧れる写真家さん達です。これから写真を撮り始める人は憧れの写真家さんがいると自分の理想とする作風が分かり、それに合わせてカメラやレンズなどの機材を揃えられると思います。例えば初めて一眼レフを買った際に僕は自分が何を撮ればいいのか分からなくなって、やみくもにシャッターを切り、何の意味も持たない写真を量産してしまいました。自分にとって意味のある写真を撮れるようにするためにも自分の理想の作風があると楽しいですよ!