憧れるもの

写真が撮れていないです。いや、撮ってはいるけれど忙しくてフイルムを現像にだせていないです。

なので今日は僕の憧れる写真家さんを語らせていただきます。

まずは鉄板、赤城耕一さん。

 

銀塩カメラ辞典

銀塩カメラ辞典

 

 この本は大学の図書館にあって繰り返し読んでます。時々僕以外の人も読んでいるようなのでその人とお友達になりたいです。女の子ならお付き合いしたいです。ウソですそんな度胸ありません。

赤城さんは軽妙な文体でとても親しみを感じ、レンズやカメラに関する知識はまさに専門家。分かりやすい解説もそうですが悪いものはここが悪いとはっきり言う所が好きです。赤城さんが連載しているカメラ雑誌は必ずチェックしています。

作風というよりは知識や情熱に憧れを感じる写真家さんです。

 

次に内田ユキオさん。

 

ライカの写真術―写真はライカが教えてくれた!

ライカの写真術―写真はライカが教えてくれた!

 

 

M型ライカの買い方・使い方

M型ライカの買い方・使い方

 

 

これらの本を読むことで存在を知った方です。スナップ撮影を得意としていて、使うカメラや作風が他の方々とは異なる写真家さんです。古くはライカ、現在は富士フイルムのX100シリーズやシグマのQuattroシリーズを使っているそうです。特に分かりやすいトークやプレゼンが素晴らしいです。気になった方はFacebookで検索すると人となりがわかると思います。 スナップ撮影をしてみたいと思う人は是非雑誌の連載記事や本を読むとすごくためになると思います。僕が一番会ってみたい写真家さんです。

 

次に

 

LEICA,My Life (ライカ、マイライフ)

LEICA,My Life (ライカ、マイライフ)

 

 僕がライカを買うきっかけとなった本です。たまたま本屋さんでタイトルが気になって読んでみたら引き込まれました。現代においてフイルムカメラやライカを使う理由を語り、そして本を彩る写真と写真に対する丁寧な解説が魅力的な本です。あと僕が心から尊敬するノンフィクション作家の沢木耕太郎さんとの対談は夢の共演といった感じでした。

田中長徳さんのことはこの本で知って、以来毎日更新されるブログを読むのが日課となりました。この人の毎日を写真と共に生きる人生が素敵だと思います。

 

最後に

 

アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)

アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)

 

もはや語る必要のない世紀の写真家ブレッソン先生。決定的瞬間という言葉を定義付けた偉人です。この人の写真は計算された構図と偶然の瞬間が重なった素晴らしいものものです。 スナップ写真というのは撮った本人からすればがぐに意味合いが分かりますが他の人からすると何を伝えたいのか分からないから面白くない、ということが多々あります。

しかしブレッソン先生の写真は視覚的にも面白いものが多いです。そして考えれば考えるほど様々な情報が浮かび上がってくる、そういうところが好きです。

 

以上が僕の憧れる写真家さん達です。これから写真を撮り始める人は憧れの写真家さんがいると自分の理想とする作風が分かり、それに合わせてカメラやレンズなどの機材を揃えられると思います。例えば初めて一眼レフを買った際に僕は自分が何を撮ればいいのか分からなくなって、やみくもにシャッターを切り、何の意味も持たない写真を量産してしまいました。自分にとって意味のある写真を撮れるようにするためにも自分の理想の作風があると楽しいですよ!