最近読んだ本

ここ数日は全国的に冷えますね。雪もどっさり降るしで用があっても外出は控えたくなります。なので暇な時間は読書に費やしています。読書家とまではいかないですが本屋を巡るのは好きです。

今日はその中から最近読んだいくつかの本をあげていきたいと思います。

 

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

最近読んだというよりかは読みなおした感じです。というよりいつも読んでいるのかもしれないです。沢木耕太郎さんの放浪記、深夜特急です。いろんな国をさすらうように旅して周り、時には長期間滞在しながら社会の枷から外れていくと物語と言ったら言いすぎでしょうか。このシリーズは各巻に個性があって面白いです。個人的には一巻のマカオでの話が大好きです。あと二巻巻末の高倉健さんとの対談はそこだけでも読んでいただきたいです。

 

キャパの十字架

キャパの十字架

 

 同じく沢木耕太郎さんの本。これは写真家ロバート・キャパの世紀の名作「崩れ落ちる兵士」の謎を追った本です。NHKの特番でも放送されたのでそっちのほうで知っている人もいるかと思います。本では沢木さんのキャパへの情熱と写真の謎を追うことへの熱意がひしひしと伝わってきます。

 

 

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

 

 2014年は近年稀に見るシャーロック・ホームズブームの年だったと感じます。NHK三谷幸喜さん脚本の人形劇や海外ドラマ版シャーロック・ホームズ、そして現在BSで再放送されているイギリス制作のシャーロック・ホームズのドラマ等。高校時代からずっとこの本を読んでいますがこんなにシャーロック・ホームズという言葉を聞くのは初めての経験です。ドラマから知った人も是非この本から原作のシャーロック・ホームズを始めてみませんか?

 

 

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)

 

 たまたま古本屋で表紙が気に入って買いました。写真好き、特にブレッソンを知る人には通じる表紙だと思います。

大泉洋さん主演で映画化したシリーズの1巻目で、僕自身北海道出身なので方言や札幌の情景にはニヤリとさせられます。逆にそこが苦手で読み進めるのが億劫という場合もあると思いますが。

内容としてはあえてジャンル分けするならハードボイルドミステリーとでもいうんでしょうかね。正直このジャンル分けには自信がないです。はまれば面白いです。

 

 

JTB時刻表 2015年 02 月号 [雑誌]

JTB時刻表 2015年 02 月号 [雑誌]

 

 これは本なのか?雑誌、本ですね。いやまあ旅に行きたかったんです。青春18きっぷでどこまでも。ライカ一式で旅の予算飛びましたが。でも時刻表って読んでて楽しいです。空想でも乗り換えを考え卓上旅行ができます。乗換案内のアプリが便利な今だからこそ紙の分厚い時刻表はどうでしょうか?持ち歩くのには適さないです。でもたぶんかばんに入れといたら痴漢対策にはなると思います。電話帳が薄くなったから時刻表!みたいな。さらにお買い上げの方にはもれなく本棚を圧迫してくれるというおまけ付きです。

 

高校時代まではライトノベルばっかり読んでいた僕ですが今は色々と他の本も読んでいます。紀行、ミステリー、歴史小説など。そして近所の馴染みの本屋さんに行くと僕が必ず買うカメラやバイクの雑誌がいくつか並んでいます。買わないと翌号がでてもまだ先月号が棚にある。そりゃあ買っちゃいますよね。馴染すぎるというのも良し悪し。そこを含めて好きなんですけれどね!