僕のカメラ遍歴を語ってみたい
小学校の頃、写ルンですを持って行った修学旅行。初めてもらった兄のおさがりのデジカメ。
そして昨年僕は本格的にカメラに興味を持ちました。きっかけは人見知りがちの僕がある時、名前も知らない学科の同級生に向けてスマホのシャッターを切ってしまったことです。
彼女は笑ってもう一回撮ってくれと言ってくれました。そこから会話が弾んだのがカメラっていいなと思った瞬間です。
そしてやっぱり最初はデジタル一眼レフだろ!
と勇んで買ったのがこれです。
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-30 ボディ ブラック K-30BODY BK 15615
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2012/06/29
- メディア: Camera
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価格コムでの評価の高さとニコンやキャノンと言ったメジャーメーカーに
するのがありきたりだとの思いから格好つけて買いました。今はニコンもキャノンも好きですが。
何せフルサイズ機があるじゃないですか!
で、よく一眼レフを買う人は持ち歩きが億劫になるとかいう話を聞きながらそんなわけないない!と考えていた僕ですがええ、なりましたよ、面倒に。旅行に行った際にカバンが重い!街に行く際にカメラの大きさのせいで普段使っているカバンが使えない!等々が積み重なりカメラバッグに放置になってしまいました。
でも今使っているスマホのカメラは画質がひどい。ということで兄からこいつを貰いました。
持ち歩きはしやすいけれど広角単焦点レンズはカメラ初心者には辛いです。あと曲がりなりにも一眼レフを使っていた自分にはピントが合わせにくい!
というわけで今度は軽くてズームができてファインダーがあるカメラがほしい!となったわけです。
SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100M3 2090万画素 光学2.9倍 DSC-RX100M3
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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条件完璧です。これなら持ち歩きに最高だ!となったはずでした。でも高かった・・・。買おうとした当時は発売したばかりで8万超えで。
コンデジに8万か・・・。となってしまい、なら一眼レフのままで、いやいやミラーレスは?となって父のオリンパス・ペンを借りるもなんかしっくりこない。
軽いのはいいのだけれどもなんかダイヤル少ない割にアートフィルターとかが多くてなかなか直感的に操作できない・・・。
そんな悩める時に気に入ったカメラが有りました。
まさかのフィルムカメラです。ニコンEMだったかな?父がむか〜し使ってたのを拝借しました。
これがファインダー綺麗でしかもレンズとボディー共に軽くて。で、デザインは男心をくすぐる。そして当時ニコンが初心者向けに作ったということで僕にとってとても優しいカメラでした。でもレンズが望遠と広角と標準の単焦点があったんですが全部カビてました笑
それで新しいレンズを買おうと中古カメラ屋さんに行った時に出会ってしまったのです。
ライカM3です。買うつもりなんてまったくなかったです。でも店員さんにちょっと触らせていただいた瞬間にもうだめでした。
ファインダーは見やすいしボディは一眼レフに比べてコンパクト!(重量はあります)
そしてなんといってもこのデザイン!特に軍艦部はたまらない!!!!
それから3か月近く思い悩みました。今どき露出からピント合わせまでマニュアルの、しかもフィルムカメラを買うとは如何に・・・と。
結果からしては買いました笑
でもまだ使いこなすどころかまともに使うこともできない・・・。
一眼レフ時代は撮りたいものに向けてレンズを向けて被写体に向けズームし、シャッターを切るだけでした。
それが今は被写体との距離を考え、露出を測ってから合わせ、ピントを合わせ、シャッターを切る!あっ、シャッター巻いてなかった!みたいな感じでわたわたやってます。でもこの手間が楽しい!写真を撮るってこういうことなのか!と感動しています。
よくライカはファインダーが明るいからピントが合わせやすい、シャッター音が小さいからスナップ撮影に向いているなどと言いますがiPhoneならタッチしてピントを合わせれるし、シャッター音をミュートにすることもできると思います。
そんな便利な時代の中でも僕はこのカメラが好きです。
それは今までのカメラを愛せるようにしてくれたから。
ライカでマニュアルで露出を決めていると一眼レフでもマニュアルで露出を考えるようになりました。あー単焦点レンズ欲しい。
そして今は50mmのエルマーを使っているので広角用にGRを持つようになりました。
僕のM3はおそらく60年近い年月を重ねています。僕の父親と同じくらいの年齢です笑
写真の楽しみを教えてくれたカメラの父に感謝!